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障害児保育

発達障害について

乳幼児期は成長に個々の発達の差が大きく、発達障害を診断するのは難しい時期です。
とは言え、あまりに他の子供と違うところがあったり、同じ問題行動が繰り返し見られると保護者の方にとって気になるところではありますね。
 
健診での早期発見などで、早めに対応できると将来が変わることも確かです。
園でも「目が合わない」「反応がない」「落ち着きがない」「こだわり行動がみられる」など、気になる様子が見られた際には、なるべく保護者さんにお伝えしたり相談させて頂くようにしています。
このようなお話をすると、時に気を悪くされてしまう保護者さんもいらっしゃいますが、早めの診察で早期発見できれば早目の対応もできますし、診察の結果、何もなければそれで良かったと思って頂けるとありがたいです。
 
今はインターネットで発達障害について様々な情報が出ていますので、ここで分かりやすいサイトをいくつか紹介させて頂きますので参考になさってみてください。

 

自閉スペクトラム症(ASD)とは?
子どものADHD(注意欠如・多動症)とは?

みんなで一緒に過ごす日々

当園では知的障害や発達障害、身体障害など、なんらかの障害を抱えたお子さんに対しての保育も行っています。

 

ただし、障害を持つお子さんに対する専門的な療育施設ではないので、設備的な問題や、専門的な学びや経験値がある職員がいないため、できる範囲は限られますが、可能な限り丁寧に保育をして、心穏やかに楽しく過ごせる環境を提供したいと考えております。
 
 

ご利用にあたりご理解いただきたいこと。

  • マンツーマン対応ではありません。
    障害のあるお子さんのいるクラスの保育士配置を若干手厚くすることで、個別対応やケアをしやすい環境にしています。
  • 受け入れ人数には限りがあります
    担当できる保育士の手配、障害の度合い、すでにご利用中の人数によって、お受けできる場合とできない場合があります。
  • 障害児保育に特化した専門の職員が常駐しているわけではありません。
    担当するのは一般の保育士です。
    専門施設ではないので、療育施設のように能力を伸ばすような特別な保育はできませんが、安全に配慮しながら健常児と一緒に同じ時間を過ごせるようにします。
  • お子さんの状況・状態によって途中退園の可能性もあります。
    加配の保育士を配置することが難しいため、常時お子さん専門で隣で見守る保育士はいません。
    可能な限り保育の継続をしていきますが、通常保育を行うクラスの中で一緒に見守るという形態のため、部屋から飛び出してしまう、想定できない動きが多い、他児への攻撃、自傷行為、本人の安全確保が難しい等の理由により、保育の継続が困難になる場合があることをご承知おきください。

 
 

よくあるご質問 -FAQ-

  • 障害の認定を受けていますが保育園を利用できますか?
  • 園で受け入れ可能な状態かご相談のうえ検討させて頂きます。
    検討内容は主に以下の項目になります。
    ・安全が確保できるか
    ・保育士が対応できる範囲(クラスで保育できる)の状態であるか
    ※症状が軽度であっても、担当できる保育士が確保できない場合はお受けできないことがありますことをご容赦ください。
  •  
  • いつまで(卒園まで)保育園にいられますか?
  • 年齢が上がると障害の程度が強く顕著になってくることがありますので、必ず卒園まで園を利用できますとお約束できないことをご了承ください。判断基準は主に以下のとおりです。
    ・本人および他の園児の安全確保が困難になった場合
    ・1日を通して個別対応が必要になった場合
    園での保育が継続困難になった場合は、ご家庭と相談しながら次の施設への接続ができるように責任を持って対応させて頂きます。
    (他施設への移行は年度途中の場合もあります)

 
 

0歳や1歳で入園してから、成長における発育発達の観察や、乳幼児期の健診において、障害の診断がつくことがあります。
その際には常日頃からご家庭と綿密な情報共有や相談をし、可能な限り園での保育を行いながら、必要に応じて専門員や専門施設の助言を頂くなどして、お子さんとご家族様にとっての最良を一緒に検討していきたいと考えています。